ホラー

【2021】話題の小説『変な家』のあらすじ・感想

SNSや読書アプリ、日本全国の図書館や書店、通販サイトのデータをもとに、今話題になっている本、流行っている本、皆が読みたいと思っている本の中なら、小説ダイアリーが独自に小説に特化し選抜しています。

一生のうちに読める本の数なんてごく僅か。だったら出来るだけ無駄読みリスクを避けるためにも、話題の本や流行っている本を読むのはとても賢い選択。たとえ(最悪)それが自分にとって面白くなかったとしても、今の、もしくは当時のトレンド(世の中の大勢の人が読んでいる本の内容)を知ることは十分価値あることだと思います。

この記事でご紹介する話題の小説・流行りの小説は、雨穴(うけつ)さんの『変な家』です。この一冊が良い出会いとなれば幸いです。

雨穴『変な家』作品紹介

変な家

※2021.12.12.09のデータより

  • 読書メーター 月別読んだ本(単行本) 第7位
  • ブクログ ユーザーの本棚登録数 第13位
  • 楽天ブックス 本 小説・エッセイ 最新ランキング 第48位
  • amazon 文学・評論のほしい物ランキング 第12位
  • ウェブサイトで166万PV YouTubeで700万回以上再生

YouTubeで話題となった動画の続編を小説化したという新手の作家「雨穴(うけつ)」さんは、Webメディア「オモコロ」のオカルト系記事でも人気のライター兼、チャンネルの登録者53.5万人を誇る(2021年12月現在)人気ユーチューバーです。

雨穴『変な家』あらすじと感想

変な家 第一章(YouTube動画)

書籍版(小説)はこの動画の続編。ジャンル的には不動産ミステリーというか、ちょっと怖いホラー系小説です。動画と同じように会話形式で書かれていているし、ポイントポイントに間取り図や相関図を付けてくれているので解りやすく、ミステリーにありがちなページを戻って確認するようなこともなく、一気に読み進められます。ちなみに雨穴さん曰く、YouTubeを見るのは10代から20代前半で普段あまり本を読まない層が多いから、読書する上でのハードルをできるだけ低くしたかったので会話形式にし、文字だけでは伝わりにくいところを補うために間取り図や相関図を挿入したのだそうです。

2021年7月に出版され、初版1万部が発売1ヶ月経たずに10万部超えのベストセラー。新感覚のミステリー小説。YouTube動画(第一章)を観てから読んでもいいし、最初から小説読んでも楽しめます。

話題騒然!!
2020年、ウェブサイトで166万PVを記録
YouTubeではなんと900万回以上再生!
あの「【不動産ミステリー】変な家」には
さらなる続きがあった!!


知人が購入を検討している都内の中古一軒家。
開放的で明るい内装の、ごくありふれた物件に思えたが、間取り図に「謎の空間」が存在していた。

知り合いの設計士にその間取り図を見せると、この家は、そこかしこに「奇妙な違和感」が存在すると言う。

間取りの謎をたどった先に見たものとは……。

不可解な間取りの真相は!?
突如消えた「元住人」は一体何者!?

本書で全ての謎が解き明かされる!

引用元:amazon
ABOUT ME
いけだ
読書家。現役女子大生。物心ついた頃から、本を読んで育つ。 本の読みすぎから、小学生時点で漢字の読みだけは高校生レベルを誇った。 活字は基本的に何でも読むが、中でも小説に目がない。本選びは、タイトルと書き出しを見て、直感的に行う。 無計画に書店をうろつき、本を眺めるのが至福の時。最近、小説をまとめ買いできるようになって、大人を感じている。
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