あの人はどんな本を読んでいるのか、作家(小説家)を中心に著名人のお気に入りの本(愛読書)を、本人エッセイやインタビュー、雑誌など元に調べリスト化しています。
本記事では俳優の高橋一生さんがNHKの「あさイチ」で披露した自宅の本棚、そしてテレビや雑誌のインタビューで語られた愛読書を紹介します。
高橋一生さんの愛読書リスト
- 「スペクテイター19号Whole Pacific Northwest Life Catalog vol.1」
- 「宇宙の地図」観山正見,小久保英一郎
- 「絶滅した獣たち メガビースト」ロバートサブダ,マシューラインハート
- 「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」荒木飛呂彦
- 「古地図で巡る 江戸の怪談 不思議さんぽ帖」
- 「三丁目が戦争です」筒井康隆,永井豪
- 「まだ空はじゅうぶん明るいのに」伊藤悠子
- 「TRANSIT(トランジット)18号 美しきチベットの未来」
- 「現代詩花椿賞―三十回記念アンソロジー」
- 「死んでしまう系のぼくらに」 最果タヒ
- 「実修 真言宗の密教と修行」大森義成
- 「ギリシア・ローマ神話―付インド・北欧神話」ブルフィンチ,Thomas Bulfinch,野上弥生子
- 「パーク・ライフ 」吉田修一
- 「八月の路上に捨てる」伊藤たかみ
- 「空海「秘蔵宝鑰」 こころの底を知る手引き」空海,加藤純隆,加藤精一
- 「神道入門 日本人にとって神とは何か」井上順孝
- 「真言密教・阿字観瞑想入門」山崎泰広
- 「万世一系の原理と般若心経の謎」浜本末造
- 「鎮魂法の実修」田中治吾平
- 「凹凸を楽しむ 東京「スリバチ」地形散歩」皆川典久
- 「神々の流竄」梅原猛
- 「POLAR ポーラー」石川直樹
- 「空海の風景」司馬遼太郎
- 「異郷の友人」「私の恋人」上田岳弘
- 「映画の演技」マイケル・ケイン
- 「サンフォード・マイズナー・オン・アクティング」S・マイズナー、D・ロングウェル,仲井真嘉子、吉岡富夫
- 「風姿花伝」世阿弥
- 「弘法大師空海・人と書」木本南邨
- 「シッダールタ」ヘッセ,高橋健二
- 「やまなし」宮沢賢治
- 「檸檬」梶井基次郎
- 「ウォールデン 森の生活」ヘンリー・デイヴィッド・ソロー
- 「騎士団長殺し」村上春樹
- 「虐殺器官」伊藤計劃
- 「妖怪大百科」水木しげる
- 「ムーミン谷の夏まつり」トーベ・ヤンソン
- 「世界の中心で愛を叫んだけもの」ハーラン・エリスン
- 「ニューロマンサー」ウィリアム・ギブスン
- 「室生犀星詩集」
- 「地球」加古里子
(順不動)(適時更新中)
高橋一生さんのプロフィール
- 高橋一生(たかはしいっせい)は、日本で活動する役者。東京都出身の1980年12月9日生まれ。舞プロモーション所属。
- 子役として芸能活動を開始し、1995年公開のスタジオジブリ作品『耳をすませば』では、天沢聖治の声優を務めている。
- 役者としては、2004年公開の映画『世界の中心で、愛をさけぶ』や2007年から放送されたドラマ『医龍 Team Medical Dragon』(フジテレビ)などに出演。
- 以降複数の話題作品に出演し、徐々に知名度を上げ大ブレイクを果たした。
- 母が3度結婚しており、異父弟が4人いる。うち1人は、バンド「never young beach」でボーカル・ギターを務める安部勇磨。
引用元:舞プロモーション
高橋一生さん愛読書からおすすめ選書
高橋一生さんが何度も繰り返して読んでいるということで話題になった梶井基次郎の「檸檬」と、室生犀星詩集で読むことができる詩「抒情小曲集」は、時代を超えて読み継がれる名作です。まだ、読んだことのない人は是非読んでみてください。高橋一生さんの心の内を窺い知ることが出来るかも、です、。
梶井基次郎
引用元:Wikipedia
明治34年、大阪に生まれる。東京帝国大学文学部中退。東大在学中の大正14年に同人誌『青空』を創刊、「檸檬」を発表。以後、同人誌を中心に「城のある町にて」「桜の樹の下には」などの詩的作品を発表し続けた。昭和7年、肺結核のため、31歳の若さで逝去。
『檸檬』は、梶井基次郎の短編小説。梶井の代表的作品である。得体の知れない憂鬱な心情や、ふと抱いたいたずらな感情を、色彩豊かな事物や心象と共に詩的に描いた作品。
室生犀星(1889-1962)
引用元:Wikipedia
室生 犀星は、日本の詩人・小説家。別号に「魚眠洞」、「魚生」、「殘花」、「照文」。石川県金沢市生まれ。別筆名に「秋本健之」。 姓の平仮名表記は、「むろう」が一般的であるが、犀星自身が「むろう」「むろお」の双方の署名を用いていたため、現在も表記が統一されていない。
私生児として生まれ、僧侶の養子となるが、貧窮のため12歳で裁判所の給仕となり、働きながら文学を志す。萩原朔太郎らの知遇を得、1918(大正7)年に処女詩集『愛の詩集』、第二詩集『抒情小曲集』を刊行、詩壇の地位を確立する。翌年には小説『性に眼覚める頃』を発表し、小説家としても一家を成した。主な作品に、『あにいもうと』『杏っ子』などがある。
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