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【2021】話題の小説『三体』のあらすじ・感想

SNSや読書アプリ、日本全国の図書館や書店、通販サイトのデータをもとに、今話題になっている本、流行っている本、皆が読みたいと思っている本の中なら、小説ダイアリーが独自に小説に特化し選抜しています。

一生のうちに読める本の数なんてごく僅か。だったら出来るだけ無駄読みリスクを避けるためにも、話題の本や流行っている本を読むのはとても賢い選択。たとえ(最悪)それが自分にとって面白くなかったとしても、今の、もしくは当時のトレンド(世の中の大勢の人が読んでいる本の内容)を知ることは十分価値あることだと思います。

この記事でご紹介する話題の小説・流行りの小説は、世界的大ベストセラー・劉慈欣さんの『三体』です。この一冊が良い出会いとなれば幸いです。

劉慈欣『三体』作品紹介とあらすじ・感想(ネタバレなし)

三体

※2021.12.12.04のデータより

  • 読書メーター 読みたい本(単行本) 第1位
  • ブクログ 殿堂・デイリーランキング 第1位
  • 楽天ブックス 本 小説・エッセイ https://books.rakuten.co.jp/ranking/daily/001004/?scid=af_pc_etc#!/1/&sc2id=af_101_0_0″ target=”_blank” rel=”noreferrer noopener”>日別ランキング 第3位
  • amazon 文学・評論のほしい物ランキング 第1位
  • SF界の最高賞「ヒューゴー賞受賞(長編部門) 」

『三体』(さんたい)。中国で最も人気のあるSF小説。世界20か国以上の言語に翻訳され各国で出版されている。シリーズ3部作の第1部が日本で発売された2019年時点で既に世界累計発行部数は2900万部超。日本でも累計37万部超えるベストセラー。翻訳SFの単行本では今世紀最大の売り上げ。オバマ元米大統領やフェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグが推薦本に挙げたことでも話題となった。

『三体』は物理学の難問「三体問題」から着想したという。運行周期が予測不能な3つの太陽の影響でたびたび滅亡の危機にさらされる恒星系を脱し地球への侵攻を画策する惑星「三体」。異星人と地球人との攻防を描いた古典的設定のSF小説だが、文革(中国の文化大革命)から始まるストーリーは、中国ならではの思想、そして物理と空想とで絶妙に組み立てられた壮大なエンタテイメント小説。読み応え十分の大傑作だから読んで損はない。

物理学者の父を文化大革命で惨殺され、人類に絶望した中国人エリート科学者・葉文潔(イエ・ウェンジエ)。失意の日々を過ごす彼女は、ある日、巨大パラボラアンテナを備える謎めいた軍事基地にスカウトされる。そこでは、人類の運命を左右するかもしれないプロジェクトが、極秘裏に進行していた。

数十年後。ナノテク素材の研究者・汪森(ワン・ミャオ)は、ある会議に招集され、世界的な科学者が次々に自殺している事実を告げられる。

その陰に見え隠れする学術団体“科学フロンティア”への潜入を引き受けた彼を、科学的にありえない怪現象“ゴースト・カウントダウン”が襲う。そして汪森が入り込む、三つの太陽を持つ異星を舞台にしたVRゲーム『三体』の驚くべき真実とは?

本書に始まる“三体”三部作は、本国版が合計2100万部、英訳版が100万部以上の売上を記録。翻訳書として、またアジア圏の作品として初のヒューゴー賞長篇部門に輝いた、現代中国最大のヒット作。

引用元:「BOOK」データベース

ABOUT ME
わたなべ
読書家。選書家。アラフィフ(老眼)。リタイア済みなので暇に飽かして読みたい本・読むべき本を読みまくる。経済、哲学、歴史、科学に小説まで、分野問わず。読んでも読んでも読みきれないので速読法を会得。とはいえ、生きてる間に読める本には限界があるので、今何を読むべきなのか日々思案している。
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