文芸・現代

【2021】話題の小説『逆ソクラテス』のあらすじ・感想

SNSや読書アプリ、日本全国の図書館や書店、通販サイトのデータをもとに、今話題になっている本、流行っている本、皆が読みたいと思っている本の中なら、小説ダイアリーが独自に小説に特化し選抜しています。

一生のうちに読める本の数なんてごく僅か。だったら出来るだけ無駄読みリスクを避けるためにも、話題の本や流行っている本を読むのはとても賢い選択。たとえ(最悪)それが自分にとって面白くなかったとしても、今の、もしくは当時のトレンド(世の中の大勢の人が読んでいる本の内容)を知ることは十分価値あることだと思います。

この記事でご紹介する話題の小説・流行りの小説は、伊坂幸太郎さんの『逆ソクラテス』です。この一冊が良い出会いとなれば幸いです。

伊坂幸太郎『逆ソクラテス』あらすじ・感想

逆ソクラテス

※2021.12.6のデータより

  • ブクログ 年間ランキング (2020) 第1位
  • 読書メーター 読みたい本(単行本) 第16位
  • 楽天ブックス 本 小説・エッセイ 日別ランキング 第19位
  • amazon 文芸作品 の ほしい物ランキング 第8位

5話の短編集。主人公はすべて小学生ですが無論大人向けの小説です。伊坂幸太郎さんの世界観、そして伏線を散りばめて回収するお約束の展開は何度も読み返したくなります。短編なので読みやすく伊坂ファンは勿論、伊坂幸太郎お試し本としてもおすすめの一冊。「いろんなことを決めつける」先生への反発を描いたタイトル作ほか、全編、先入観で決めつける者たちに反抗する人生の大逆転劇がテーマ。どこか懐かしくもあり、何だか身につまされるほど現代的現実的でもある痛快小説。伊坂作品には珍しく?読後感の良い作品でもあるので万人におすすすめ出来る一冊です。

敵は、先入観。

世界を
ひっくり返せ!

伊坂幸太郎史上、最高の読後感。
デビュー20年目の真っ向勝負!
無上の短編5編(書き下ろし3編を含む)を収録。

引用元:集英社
ABOUT ME
いけだ
読書家。現役女子大生。物心ついた頃から、本を読んで育つ。 本の読みすぎから、小学生時点で漢字の読みだけは高校生レベルを誇った。 活字は基本的に何でも読むが、中でも小説に目がない。本選びは、タイトルと書き出しを見て、直感的に行う。 無計画に書店をうろつき、本を眺めるのが至福の時。最近、小説をまとめ買いできるようになって、大人を感じている。
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